オーガニック栽培(無農薬、無化学肥料) 無農薬栽培は可能か 可能: 農薬が無かった昔から作っていた野菜は可能 または 虫の付かないサツマイモ、サトイモ、ジャガイモ、ショウガなどや ネギ、タマネギなど 対策すれば可能: 害虫による被害の多い葉菜類は 時期をずらす、虫除けシートを掛ける、虫を手で捕殺すするなど 難しい: 大豆・黒豆などの豆類、スイートコーンなど かなり難しい: 菌による病気 今年の春野菜のうち、ホウレンソウや ミズナなど葉物は穴だらけになった 黒豆はほとんどに虫が入っていて 収穫をあきらめました トウモロコシは 20本のうち 10本に 虫が入っていた 私の先生が無農薬で栽培しているので 可能ですが、初心者は手間・暇 3倍、 収穫率 1/3 と思います 食べる時に虫が出てきても無視する事 ←毎日 葉に付いた青虫を取っていても 穴だらけです (札幌大球キャベツ 2008.9.30) |
有機栽培は可能か 可能: 化学肥料が無かった昔は 有機肥料(主に人糞、草や残菜の堆肥、魚や海草、草木灰など)で栽培していた どこの畑にも肥溜め用の瓶が埋めてあって 気をつけて歩かないと落ちる事があった 現在では市販の鶏糞、米ぬか、油粕、魚粉、有機石灰などの有機肥料で可能 スイカの横に海藻のワカメを埋めておくと甘くなるそうで、もらった乾燥ワカメを黄色スイカの横に埋めた 事情を知らない家内が 赤より黄色のほうがおいしいと言ったので 効果あり |
雑草対策 →9月11日に耕うん、畝たてして2週間後 野菜の芽ではありません 雑草です このくらいのうちにホーで削り取るか 黒マルチして枯らすかの選択です 雑草の種は発芽してから処理しないと 何年も生き延びますから、種ごと耕すと その後エンドレスの 根競べになります 5-6月に目立ったスギナは 最初50cm位 掘って 横に這った根も除去しましたが、 部分解決でらちがあかず、ラウンドアップ の原液〜2倍液を スギナの葉に筆で 1本ずつ なぞったら ほぼ解決しました |
年間必要費用 近くの人の話では 約80坪の菜園で 種と苗・肥料の年間購入費用は約2万円だそうです 私の場合、初期費用は 小屋は手作りで約5万、農器具(耕運機、鍬、備中、散水ホースなど)約15万、 竹や防虫シートなどの資材で3万 合計約23万円でした 年間必要費用は 種と苗・肥料代 x 面積3倍 の6万円?+α(燃料代など)になりそうです 耕作面積にもよりますが それなりの費用はかかりますので、計算すると 買ってきたほうが安い になります 採算無視で始めた人には ↓次の特典があります まず新鮮で安心の野菜がうまい(トマトやキュウリは昔食べた味がした)、健康&ダイエット、楽しみ&面白い、 ボケ防止、近所に配って感謝されるなど お金では買えない事がいっぱいあります |
自給自足について 書物によると 人間1人が必要な野菜類(緑黄・淡色野菜、芋類)は、1日450g、年間約160kg 必要で、 これだけの野菜類を うまく作ると、約15坪(0.5a)で可能だそうです したがって2人家族で30坪、4人家族で60坪(2a)で野菜類は自給できる事になります 私の場合 1反/300坪の畑で始めたので、これを参考にすると20人分まかなえるのが、一時期に大量に取れて、 その前後は無いので、2人家族で余ったり・足りなかったりで 野菜の自給率60%くらいです 市販の野菜も季節によって九州から北海道まで産地が移動するので、一箇所で長期間の収穫は難しいです どうやら 取れた野菜をいかに長く保存できるかどうかで 可能または不可能になるようです 漬物とか天日乾しや加工保存などの技術は、作物生産とは別ジャンルなので 別途学習をしないと・・ 今年は自然保存できる野菜(さつま芋・玉ねぎなど)で頑張って、来年は保存方法に挑戦しようと思っています 自給自足で行くなら、主食の米が必要で 田んぼもやらないと・・ 1反で6-8表の米が作れるそうです (1表=60Kg) 畑も田んぼも収穫までに かなり手間が掛りますから、きつい、厳しい、給料無しの 3Kの覚悟が必要です 一汁一菜のお坊さんや仙人のような人は可能でしょうが 現代の一般人には難しいです 自給自足で生きた昔の人は 偉かった 面積・・若い人には 反とか坪と言うと ? のようで、 1坪=3.3u=畳2枚 ですが 6畳の部屋が3坪なんで、30坪は6畳間が10部屋、300坪は100部屋と説明しています |